撮影お馬鹿日記 2000年8月12日


ΨΨΨ越後山脈ΨΨΨ


〜涙の御神楽岳の巻き(T_T)〜

(画像をクリックしてね。説明が出ます。(^^)v )


嵐の中の旅立ち(^^)/

生暖かい東よりの風が少し強く吹きつけ、辺りの梢をざわつかせている。
都会の明かりに照らされた低い雲が飛ぶように西の方に流れていく。
嵐を前に町全体が息を呑んでいるかのようです。
彼女はふと不安そうに空を見上げたあと、意を決して車のシートにゆっくりと腰を下ろした。
スターターキーを回すと風の音を突き破ってエンジンが雄叫びをあげる。
深夜零時・・・車はその流麗なボディを風に逆らって動かし始めた。

彗姐でぇ〜す。皆さんお元気でした?
えへへへへ、またまた真夜中の旅立ちです。 (^^ゞ
お盆休みはどこに行っても人人人人・・・だから、すっごくマイナーな所にお出かけすることにしました。
で、目的地は越後山脈と駒止湿原(^^)v・・・ふふふ知ってますか?
ただ心配なのは台風9号・・・
さっさと通りすぎればいいのに、彗姐のお出かけを狙って関東の南の方で止まっているのです。
なんて嫌なやつなんでしよう(^^;;;


いよいよ峰越林道へ(^^)v

とかなんとかブツブツいいながら常磐道へ・・・
渋滞情報をキチンと把握しているお利口彗姐は東北道を敬遠したのです。(^^)
案の定、ラジオから浦和料金所から宇都宮までノロノロ運転という交通情報が流れます。
常磐道は渋滞なしで運転も楽です。予定どおり午前3時に西会津インターに到着(^^)
なんて順調なんでしょう\(^o^)/

辺りは真っ暗で空の状態は確認できません。風はそれほど強くはありません。
おほほほほ、ついにあのストーカー台風は彗姐追跡をあきらめたのね。
これから、只見に向かう252号線を通って金山町から今度は御神楽岳に向かいます。
只見川に掛かる鉄橋のたもとにそれらしき林道の入り口が(^^)/
「なになに、峰越林道?おーーーっここじゃ(^^)」
午前4時「森森一号」は狭い林道に全く場違いなスタイルで乗り入れます。
「ふむふむ、崖崩れね・・・きゃあ〜崖崩れ〜!??」
この林道は新潟県側で崖崩れの為通り抜けできません。一般車両の通行は出来ません
って・・・ど、どーしよー(^^;;;
(本能)「や、やめようか〜(^^;;」
(理性)「かまへん、いてまえ〜(^^)/」
いつもとは逆に理性は強気です。ひょっとして普段目にしない素敵な
お写真が撮れるかもしれないという期待が後押しします。
結局なんか頼りない理性の声に押されて渋々林道を登り始めます。
最初は楽ちんな路面状態が続きます。
(理性)「ほらみてみぃ、なぁ〜んも問題なしや(^^)/いけいけ〜」

きゃあ〜またあいつ達が・・・ 0(>_<)0

空が明るくなってきました。
「うっわぁ〜きれい(^^)」東の空に台風の雲がたなびき
怪しげな雰囲気なのですが、とてもきれいです。
「ではでは、お写真を・・・(^^)」
「ぎゃあ〜・・・な、なに〜?(^^?」
車のドアを開けたとたん、わんわん虫がなだれ込んできます。
アブです。あの八方にいた小虻です。しかもすごい数で
車の周りを狂ったように飛んでいます。
きゃあ〜きゃあ〜きゃあ〜きゃあ〜きゃあ〜 0(>_<)0
あわててドアを閉めて中にいる小虻と大格闘になっています。
タオルを狂ったように振りまわして、な、なんとか(^^;;;;
「はぁはぁぜいぜい・・・きゃつらめ、八方からつけてきたな」
ってそんなわけありません。 (^^ゞ
防虫スプレーを車の中に撒いて、さっとドアを開けてカメラ三脚を
取り出します。三脚を据え付けているともう、恋人にでもあったように
小虻どもが頭からつま先まで、もちろんカメラにも付きまといます。
「もう〜イヤッ!!お願いだからひとりにしておいて・・・(T_T)」

それでもお写真を撮った(^^;;

段々標高が増してくるにしたがって、風が強くそして霧が出てきました。
と同時に道がひどい状態に・・・
ガツンゴツンガーン・・・森森一号がお腹を打ちつけています。
ちょっとヤバイですぅ(^^;;;
オイル漏れで立ち往生しても携帯は圏外だし誰も通りません。
遭難・・・ソーナンです(^^;;などと言ってる状況と違います。
いつのまにか辺りは霧・・・いえ雲です雲に包まれています。
前がよく見えません
「なんか、ヤバイ状況ね〜(^^;;」
ようやく県境の峠です。何台分かの駐車場もありますがこの嵐の中
登ってくるお馬鹿は彗姐ひとりのようです。
ドアを開けると暴風雨・・・(ToT)
もちろんあの小虻なんぞどっかに吹き飛ばされていません。(^^)v
でも、彗姐も飛ばされそう(^^;;;
台風の湿った風が山脈にあたって上昇し次々に雲を湧き立たせています。
「台風のば、馬鹿ぁ〜(ToT)」と叫んでも通じる相手ではありません。(^^;;
撮影をあきらめて更に新潟県側へ・・・・
あらまぁ、通行止です。例の崖崩れのところらしいです。
いくら無謀な彗姐でももう進めません。渋々戻ります。

途中御神楽岳登山道への林道があったのでそちらに向かいます。
たぶん森森一号のお腹はベコンベコンです。ごめんね〜(ToT)
林道はすぐ終わっていました。あとはカメラと三脚を担いで
歩きます。カッパにカメラにはビニールカバー、足は長靴
雨が顔に刺さって痛いです。風が唸りを上げて恐いです。
雲の中で周りは見えません。
なんか、段々心細くて悲しくなってきちゃいます。
でも、途中雲が薄れた時カシャカシャと・・・(^^)v

風邪引いた・・・クスン

フィルムが相変わらずベルビアなのでシャッタースピードが
遅く、ほとんどブレでいます。お花なんてとんでもないです。(^^;;
みんな、幽霊のように写っちゃいます。(^^;;;
三脚にストーンバックをつけて重い石を重しにしても、三脚自体が
動くようです。手で押さえつけながら撮るしかありません。(ToT)
「さてと、撤収しましょう(^^)」ベリッ
「きゃあ〜カッパが破けたぁ(ToT)」枝に引っかかってカッパが裂けました。
雨風は容赦なく裂け目から滲入します。
「寒いよ〜クスン」
防水手袋がないので三脚を担いでいる手はもうとっくに
かじかんで感覚がありません。(T_T)
30分後車に到達した時は寒くて寒くてガタガタ震えていました。
前回の灼熱の八方が恋しい(^^;;;
エンジンをかけて暖房をつけます。
「ひぇ〜死ぬかと思ったあ(^^;;」軽口が出ればもうOK(^^)v
車内で遅い昼食です。もちろんコンビにお握りとウーロン茶(^^)v
お外は暴風雨でも車内は天国〜(^^)/

この後山を降りて只見湖を見て今日のお宿の只見の民宿へ
あったかぁ〜いお風呂に入って、つめたぁ〜いビール飲んで
今日の疲れで早々に寝てしまった彗姐です。(^^)

駒止湿原編に続く (^^ゞ
例の小虻大虻との仁義なき戦いがあなたを待っています。(^^)/