撮影お馬鹿日記 2000年6月3〜4日

白神山地〜十和田湖〜奥入瀬渓流

白神山地ですぅ(^^)/

第一日目

白神へ・・・・ (^^)

いま土曜日の午前2時・・・いわゆるウシミツ時でゆーれいが出る頃です。(^^;;
彗姐は愛車「森森一号」のシートに深く腰掛けてスターターキーを回した。と同時に
「翼の折れたエンジェル」の歌が大音響で・・・・
ガラガラッ「バッケヤロー、何時だとおもってるんだー」
「あっ・・・どうもしゅみましぇん (^^ゞ」

かくして、絶好調のうちに車は北へ北へ・・・。いつも変な渋滞に撒きこまれますが
今日は全く車が通っていません(^^;;
午前5時半には仙台を過ぎ10時には秋田藤里町の白神山地入り口に到着していました。
「なんて順調なんでしょう(^^)」
さて、いよいよ青森・西目屋に繋がる林道に森森一号は入って行きます。
キコキコッガツンゴツンと車の底を岩が叩きます。(^^;;

と、その時鉄砲を持ったおじさんが達が赤旗を振ってます。メーデーかしら・・・
あわわわ、熊だわ・・・
「きゃあ〜、く、熊ね〜」
「いんや、熊はここ2、3日みかけねぇ。それよか、美人の姉ちゃんは、どこさいくだ?」
「岳岱までブナの撮影にいくの・・・おほほ び、美人だなんて」
「美人の姉ちゃん、ちょっとトランクさ開けてもらえねベか」
「なんでぇ〜?」
「山菜取りと渓流釣りを無許可でやってる人がいんだー」
という検問を3箇所で受けましたが、気分はよかったわ。ほほほ



いよいよブナの森へ・・・(^^)/

岳岱ブナ林の登山駐車場に一番乗り〜・・・と言っても3台しか止められないわね(^^;;
ブナ林に入ると道が無いそうなので磁石と地図を・・・
・・・彗姐、お利口さん。(^^)v
おずおずと持参の長靴に履き替えます。(^^)
おんや、トイレが・・・ちょっと寄っていこうかしら・・・(^^;;
すごいすごい!!きれーにお掃除してあって、
コーヒーガラが入ったガラスの灰皿、
造花のポピーが3本、予備のトイレットペーパーが2本・・・・簡易水洗です。
これは今までの中でAランクね。(^^)v

森に入るとあちこちにまだ残雪が残っています。雪解けの水溜りには、
お玉じゃくしがいっぱい(^^)
辺りではカエルの大合唱です。
ついに道が無くなり苔むした巨大な岩がゴロゴロしています。
その岩にしがみつくように巨大なブナ達が森を覆い尽くしています。(^^)
「これよこれ!!この雰囲気なのよ・・・」
射しこむ光はすべて緑色、ヤマツツジのような赤い色は見当たりません。
どちらかと言えば陰鬱な緑の奥に向かって
「精霊さん、いますかあ〜(^○^)」って馬鹿じゃないの・・・
いますよって答える訳ないじゃん。

と、その時ザクッザクッグシャと足音が・・・振返るとカメラ三脚リュックに長靴と
彗姐と同じスタイルのおじさんが・・・「こんちはー」
「あっこんにちわ(^^)」 
おじさん「いい写真撮れたかい」
彗姐「まっ、ぼちぼちでんなぁ」←うそだぴょ〜ん(^^)
気持ちのいい人でした。その御方はかっこいい長靴姿でさらに奥に消えていきました。

しばらくして人の視線に気づきました。先ほどの御方でないおじさんが、こちらにレンズを
向けています。・・・わたくしをモデルに撮っているのかしら(^^)v いやいや撮ってないぞぉ?
・・・・あっ、わたくしが邪魔なのね (^^ゞ
あわてて岩の陰に隠れました。(^^;;・・・ポ、ポーズなんかとるんじゃなかった(^^;;;
「もう、いいですよぉ〜」と声が・・・岩から出て手を振ってお別れしました。

すごく気持ちの良い人達でした。彗姐はカメラマンさんは恐いといつも思っていましたから
本当にうれしかった。(^^)


ブナのお話 (^^)v

さてさて、ここでブナのお話をしておこうかな(^^)
読みたくない人はそのまま進んでね。
せっかくだから、ちょっと読んでやろうかという人は
ブナのお話」をクリックしてね。


おなかが減りました。
出発前に千葉県のCVSで調達したお握りは白神に到着する前に
食べちゃいました。
あまりに順調に事が進んだのでお昼のお弁当を買い損ねてしまったのです。(^^;;
いま、午後3時そろそろ引き上げです。来る時案内を見かけた大イチョウを見て
今日のお宿へ向かいます。

その大イチョウは残念な事に途中で折れていました。青いシートで覆われた姿は
痛々しいものでした。(^^;;


きゃあ〜蜘蛛  (>_<)

今日のお宿は、鷹巣町の民宿です。鷹巣と言えば世界一の大太鼓ですがパスです。
なんせ、お腹が減ってめまいがしてきた・・・(^^;;;
民宿のご主人に暖かいお出迎えを受けて、早速お風呂です。お風呂の窓から
今までいた白神山地が夕陽の雲間にかすかに見えていました。
あ〜気持ちいい(^^)v・・・???ん〜???
「きゃあ〜、く、蜘蛛〜・・・シッシッシ」湯船に生意気に蜘蛛が浸かってます。
入るときは絶対いなかったから、彗姐の体のどこかにくっついていたのかしら・・・
髪の毛だわ・・・白神の森の蜘蛛ね・・・可愛そうに赤灰色になって茹で上がっちゃったのかしら
そーっと手ですくって排水溝へ・・・南無阿弥陀仏(^^;;

晩御飯はもちろん山菜づくしです。(^^)???で何故か分厚いとんかつが・・・(^^)/
ご主人はアマチュアカメラマンさんで、白神にもよくいかれるとか・・・
早速パネルを10枚ほど持ってきて説明をはじめます。大太鼓祭りのパネルが
ほとんどでした。彗姐は太鼓より白神が見たいよ〜(^^;;
こちら、秋田県側の白神は青森側ほど有名ではないので訪れる人もほとんどいなく
散策道も整備されてないそうです。それがかえって神秘の森を保護しているように思えました。


第二日目

一路十和田湖へ・・・(^^)/

翌4日、日曜日、朝3時半
再び、愛車森森一号のスターターキーを回した彗姐は、あわててステレオのボリュームを絞った。(^^;;
さあ、一路十和田湖へ・・・
狙いは十和田湖の日の出。発荷峠から日の出は撮れるかしら・・・
期待と不安を載せ森森一号はキコキコいいながら(^^;;十和田道へ
れれれ???全然空が赤くならない・・・空一面ベターっと雲が張りついてます。
つづら折りの道を上り詰めると発荷峠です。・・・・ダミダ〜こりゃ(^^;;
日の出朝焼けの気配なし(ToT)
周遊道路をぐるっと回りましたが途中少し雲が切れて明るくなっていた程度でした。
午前6時、大館のCVSで買ったおにぎり(こればっかし (^^ゞ )を
休屋の船着場で・・・
もぐもぐ・・・時々人気のないお船をパチリ。(^^)


ヤマンバ娘・・・(^^;;

あー誰か来る・・・・ん〜〜、あ、あれは・・・渋谷系のヤマンバ(^^;;;
シッシッこっちへ来ないでちょうだい。うっ・・段々近づいてくる。
しかも五人もいる・・・シクシク
うわ〜・・・か、顔が真っ黒け・・・唇が白くて気持ち悪いよ〜(^^;;;
ファインダー覗いて気がつかないふりをしとこおーっと・・・(^^;;
ヤマンバA「おばちゃん、おはよう〜」
ヤマンバB「ばっかね〜写真撮ってるのに返事手出来るわけないじゃん。ケケケケ」
彗姐「おはようございます」(あっち行け、馬鹿娘)
ヤマンバA「できるじゃ〜ん、挨拶はきちんとしたほうがいーんだよ、このタコ!」
彗姐(お願いだから、早く消えて)
ヤマンバC「げー、イオス55だ。」
ヤマンバ全員「ほお〜・・・」
ヤマンバA「おばちゃん、いい写真とってね。バイバイ」
彗姐「(^^)/~~~・・・ホッ」
なんざんしょ、あの娘達は、EOSを知ってるとはただのヤマンバじゃないわね。
それにしても、おばちゃんとは腹立つなぁ〜もう・・・プンプン
遠くからヤマンバ「おーーっ、センティアじゃん」
彗姐(蹴飛ばすんじゃないわよ)
***** 注:( )内は思っただけです。(^^;;


霧きりまい事件・・・(^^ゞ

ヤマンバ一族もどこかに去った後、御鼻部山展望台へ
ここは標高1000mの最高地点にある展望台です。どうも雲に覆われているようです。
つまり、霧のブナ林が撮れるかもと言う事です。(^^)v
森森一号はどんどん登って行きます。・・・と
「きゃあ〜霧よ(^^)/」霧です。しかも段々濃くなってきます。
フォグランプを点け霧が濃くなったり薄くなったり繰り返す中駐車場につきました。
ここは大きな駐車場で100台は止めれます。
周りには排雪がまだ融けずに山となっています。その雪の山の向こうに
霧に霞むブナ林が・・・「きゃあ〜〜こ、これよ〜(^^)/」とわめきながら
三脚を担いで排雪の山にアタック・・・こ、これが以外と大変(^^;;
滑って滑って五分ほど悪戦苦闘して排雪山の頂上へ・・・ \(^o^)/ バンザーイ
ち、違う・・・山登りしてるわけじゃないのよ(^^;;
あれー、れれれのれ・・・・霧が霧が無い・・・(・・?
あわわ、あっちの森の方に霧が移動している。(^^;;
またまた、三脚担いで排雪山の尾根伝いに滑らないよう恐る恐る移動。
三脚セット・・・・あれー、れれれのれのれ・・・霧が晴れてる・・(・・?
「あーーっ、元、狙ってた森の方に霧が・・・(^^ゞ」
イドー!!ふたたびもとの所へ移動。・・・・・・・・無いんです。霧が・・・
見渡す限り視界クッキリ・・・あの霧は雲だから風に流されあっちへふらふら
こっちへフラフラしているようです。
「よーし、ここは彗姐の大物ぶりを見せてやろう。風林火山の山じゃあ〜」
三脚をでんと据え付けて再度、雲・霧が来るのをひたすら待つ・・・
10分・・・20分・・・さ、寒い〜。。。。寒いわけです。気温8度
強い風が常時吹き付けてます。彗姐はペラペラの長袖シャツとベストだけ(ToT)
「ば、ばかやろー、女と思ってナメテルな・・・いつか、仕返ししてやるぅ」
いくら待っても来ぬ霧に、ついに啖呵を切って撤収です。(^^;;;
この1時間はいったい意味があったのかしら・・・(ToT)


いよいよ奥入瀬・・・(^^)/

無意味な一時間を過ごした後、気を取り直して奥入瀬へ
さあ、憧れの奥入瀬の入り口、子の口です。(^^)
午前8時・・・あたりは・・・・渋滞です(T_T)
ちょっと動いては止まり動いては止まりを繰り返します。銚子大滝が見えます。
車を止められそうなとこは全部塞がってます。寒沢の流れも車から・・・
瀑布街道大渋滞です。シクシク。これではお写真撮れない・・・・決断の時です。
ついに、意を決してほとんど止まってる観光バスを追いぬいて一挙に石ヶ戸駐車場
まで行きます。やはり途中の駐車スペースは全部埋まっていました。
朝早くからなんてこったい!!  おーーっラッキー石ヶ戸の駐車場は空きがあります。
早速森森一号を止めて、カメラ、フィルム6本、フィルター類を用意して歩き出しました。
目指すは7.5KM先の銚子大滝(^^)v


排気ガス・・・(ToT)

陽射しが時々雲に隠れます。気持ちのよいお天気です。希望としては
雲って欲しかったけど、もうどうでもいいです。晴れは晴れなりに楽しい(^^)/
石ヶ戸の瀬は素晴らしい眺めですが、まず少し戻って[三乱の流れ]をカシャッ
石ヶ戸に戻ります。・・・・なんて人達!!川の中州にカメラマンさんが3人・・・
わざわざ川を渡って人が撮らないアングルで撮ろうという魂胆のようです。
彗姐の姿が邪魔だとシッシッと手を振ってます。(ー_ー)!!
川の中州は皆がカメラを向けている方向です。邪魔なのはあんた達だよ!!
中州を占領するんじゃないわよ。プンプン・・・あーーー腹が立つ(ー_ー)!!
その、自分勝手な人達が引き上げるまで、周りの景色を楽しみながら10分待ちました。
で、素敵な風景をカシャッ(^^)v

途中から散策道は渋滞の国道に合流します。排気ガスの中トボトボと歩きます。
馬門橋を渡ると[阿修羅の流れ]です。ここが一番のお気に入りになりました。(^^)/
すごいすごい・・・急流が岩に当たってはじけます。もうカシャッカシャッです。(^^)v
やがて[九十九島]・・・なんて美しい流れでしよう!! 腰をじっくり据えて撮り捲くります。(^^)v
・・・・しかし・・・・このバスなんとかならないの!!
お客の為にほとんど止まっている観光バスは渋滞の原因だけじゃないんです。
あたり一面立ち込めるディーゼルの排気ガス・・・カメラを覗いているわたくしの
頭に容赦無く吹きつける排気ガス・・・ちょうどバスの排気管と彗姐の頭の位置が同じなの・・・(^^;;;
さっさと行ってしまえば苦にもならないんだけど、時速1KMほどで延々なん十台もの
バスの排気ガスを吹き付けられたら、誰でも頭来ちゃうわよ。またもやプンプン

この観光スタイルは何とか変えていかないと・・・奥入瀬の森も弱ってきますし、歩く人も
いなくなってきますよね。石ヶ戸の駐車場を大きくして、そこにバスを止めて
お客様にはそこで奥入瀬の雰囲気に浸ってもらうスタイルがいいと思いました。
途中のカタツムリ運転は禁止にしたほうがいいよね。

さて、その先は昭和池のはずなのですが、去年崖が大崩落して池は激流に激変(^^)してました。
かげ崩れの後は草木も生えてなく、生々しい傷跡でした。(^^;;
国道で裸渡橋を渡ると[雲井の滝]です。なかなか立派な滝をカシャッ(^^)
ここからしばらくは、両岸に滝だらけです。


心の葛藤・・・かな? (^^ゞ

途中のおトイレでフィルムの入れ替え。・・・・な、なんと、
ここまでで5本使ってしまいました。(^^;; またまた、悪い本能が勝った・・・(^^;;
理性「もう〜、ほらほらそんな流れはさっき撮ったでしょ。まったく同じよ。やめなさい」
本能「何ゆうてまんねん。かめへんかめへん、撮ってまえ〜」
理性「あんたね〜そんな無責任なこと言って、フィルムもう無いのよ」
本能「アホちゃいますか、フィルムなんぞ何ぼでも売ってますぅ」
理性「アホ〜?・・アホとはなんじゃい。大体誰がそれスキャンするのよ」
本能「そんな事知った事じゃおまへん」
理性「て、てめー喧嘩売ってるのかぁ」・・・どっちが理性なんだか (^^ゞ

などとお笑いを一席ぶってる間に素敵な散策道専用の木の橋を渡ると[九段の滝]です。
文字どおり段々になって落ちてきます。カシャッ(^^)
再び木の橋を渡ると轟音が・・・[銚子大滝]です。ここは、奥入瀬川にある唯一の滝です。
ここだけは、いろいろなお写真で、初めてとは思えないほど風景が頭に染み付いています。
一通り撮った後、滝の横や上からもカシャッ(^^)v


これでおしまい m(_*_)m

さて、奥入瀬の旅はここで終りです。
この後、銚子大滝バス停から乗合タクシーで出発点の石ヶ戸に戻りました。
さらに蔦七沼へと足を伸ばし、十和田湖の旅館に1泊です。
あっそうそう、この旅館温泉じゃないのよ。(^^;;
それからまたまた、ここのご主人が写真好きで地元休屋が主催している
「十和田湖の四季」写真コンテストの入賞作品がずらーと展示してありました。
世話係をされていらっしゃるとか(^^)v
是非今年のコンテストに出品してくださいって
申し込み用紙を渡されました。(^^)/

そして、翌日はお仕事なのでこの奥入瀬日記もここで終りです。(^o^)/~~~